緊急事態宣言が解除されて、まだ2ヶ月なのに、またコロナウイルスの感染者は増え続けています。7月には豪雨もあり、多くの被害がでました。被災された方々には心よりお悔やみ申し上げます。
本来なら夏休みに入っているはずなのに、子ども達は暑い中、学校に通っています。色々な意味で、本当に心安らぐ日はいつ戻ってくるのでしょうか。
毎日、普通に生活できていたことがどんなに有難いことであったか、今さらながらに感じます。
「生きていること」そのこと自体が幸せな事なのですね。
ストレスが多くなると、家族の中では、ちょっとしたことで心がすれ違ったり、言い合いになったりします。
でも、そんな時「ふーっ」と深呼吸して「生きてるだけで幸せ」と言うことを思い出すことができたら解決策も生まれてくるのではないでしょうか。
先日の朝、出勤の準備をしている娘が「電車間に合わへんわ」と叫んでいました。
私はとっさに「お母さんも用事あるし、いつもあなたに合わせてあげること出来ないんだから、急に言われても送られへん!」と返事していました。
「ふん!」といった娘は黙って走って出て行ってしまいました。
私にはイヤーな気持ちが残ってしまいました。
送ってあげない私はダメだったのかしら?
イヤイヤ急に言い出した娘が悪いんだから、と自分で押し問答している自分がいます。
少なくとも私も娘も嫌な気持ちになり、ザワザワしていた事だけは確かです。
よく考えてみると娘は「送って」とは一言も言ってないのです。
雨降りの時は、よく駅まで車で送っているので、瞬間的に「送って欲しい」とういう裏のメッセージを感じ取って「あかん!」と叫んでいた私がいたのでした。
私達親子には、場面が違っても似たシーンはよくあります。
相手の裏メッセージを感じて咄嗟にイヤな感じの反応をしてしまうことです。
これをTA心理学ではゲームと言います。もう少し言い方を変えていたら、お互いにそんなイヤな気持ちにはなっていなかったでしょう。
その時、「ふーっ」と深呼吸する余裕が私にあったら、「ごめんね。いつものように送ってあげられたらいいんだけど、今日は難しいなぁ」と言えていたかもしれません。
ちょっとしたことなのですね。
その時の私の心の中にあなたは大切な人という気持ちがあって、その気持ちからでる言葉で言うことができるか、が大切なポイントです。
また、発した言葉をどうとらえるかは相手の感じ方次第ということも知っていると役立つと思います。
言葉を発する元にある気持ちで大きくコミュニケーションは変わってきます。
不思議ですよね。
TA心理学に興味のある人は、ぜひハッピーママの会にご参加くださいね。
楽しくTAを学びましょう。
ご参加お待ちしています。
With JOY
Sugimoto Saki
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