二月末あたりから、世の中が急に騒がしくなっていますね。
世界情勢のことを考えると本当に不安になります。
私の教室では、細心の注意を払いながら、しかし、子ども達の勉強をストップさせないように運営をしています。
色々な考えがありますので、保護者の方や子ども達が安全と思うやり方にできるだけ沿う形で、勉強してほしいと思っています。
まず、一番に考えたことは、私がうろたえることなく、教室運営の方針をしっかりお伝えし、さらに同意できないことや希望をお聞きするということです。
保護者や子ども達が不安なく、安心して頂くことが第一です。
ご家庭では、仕事が休めずにどこかに預けたり、仕方なく子供だけで留守番をさせたりと何かとお困りのことも多いと思います。各家庭で事情は様々だと思いますが、子供の安全と保護者の方のご都合で一番良いと思われる方法を選ばれていることと思います。
そして、こんな時だからこそ、子供としっかり話し合って物事を決定していくということが大切です。
今、世の中でどんなことが起こっているのかもしっかり説明してあげて頂きたいと思います。
教室では、マスク着用やアルコール消毒等をお願いしていますが、なぜそうするのかをはっきりわからず、親や先生から言われたから、という子ども達が結構多いのです。
普通のよくあるマスクはウイルスの侵入を防ぐ効果はあまり期待できないけれど、教室に滞在する中で、飛沫が飛ぶのを防いだり、口や鼻を触ったりして感染する可能性を少しでも防げること、外から部屋に入る時にアルコール消毒をすることによって、ウイルスや菌の侵入を防ぐこと等を話すと子どもは理解してくれます。
こんな時だからこそ、しっかり話しをして、なぜそうするのか、どういう行動が望ましいのかも一緒に考えて頂きたいと思います。
人は誰でも考える能力があります。子どもたちも自分が生き延びていくために常に色々なことを考えています。
今は危機管理の知識を得たり、家族とこんな時どうするという話をしたりする最も良い機会になると思います。
大人が決定する事だけでなく、子供にも決定権を与え、家族が一緒に考えて行動していくチャンスだと捉えると少し前向きな考えが出て来るのではないでしょうか。
子どもの年齢により、話し方の工夫は要りますが、
親「我が家はこういう事情だから、こういう対策を取ろうと思いますが、あなたたちの考えはどう?」
子「これは手伝えるし、ここは納得するけど、この部分に関しては私(僕)は○○したいな」
みたいな意見交換ができると素晴らしいと思います。
毎日家にいなければならず、力を持てあましてしまう子ども達とどう付き合っていくかは、保護者の方の悩みだと思います。
子どもとの関わり方について興味のある人は、ぜひハッピーママの会にご参加くださいね。
楽しくTAを学びましょう。ご参加お待ちしています。
With JOY Sugimoto Saki
Comments