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執筆者の写真TAのおばちゃん

~怒りについて~

10月のハッピーママの会は、久しぶりに少人数の対面で開催させていただきました。


感染対策に気を遣いながらでしたが、皆さん久しぶりのリアル対面でほっとした様子でした。まだまだ予断が許さない状況ではありますので、今後も様子をみながら、zoomにするか対面にするかを判断していきたいと思っています。


さて、10月の内容は、『怒り』について取り上げてみました。

  1. つい、カッとなって怒鳴ってしまうことはありますか?

それは、どんな時ですか?


 2. 怒ろうと思って、何について怒るのかを考えてから怒ることはありますか?


①と②ではどんな違いがあると思いますか?



ということについて、参加者の皆さんで話し合いながら進めていきました。



皆さんどのタイミングで怒るか、怒ってもいいのかなど、色々悩んでおられるようです。

そこで、TA理論の登場です。

この日は、自我状態について学び、どの自我状態が反応して怒りにつながっているのかを意見交換しました。


人にはそれぞれ生きてきた時間に積み上げてきた経験や教えられてきたことがあります。

その積み重ねが自分の価値観や理想、願望などにつながっています。


子供や身近な人とのコミュニケーションの中で、無意識に相手の次の行動や言葉を勝手に想像、期待している自分がいるのですね。

当たり前にそうすると思い込んでいるので、「え、違うやん!」となって、その期待感が裏切られ、しばしば怒りを感じることがあります。


例えば、子供との会話の中で、次に来る答えが予測したことと違う言葉が返ってきた時などです。約束した行動が守られなかったと思った瞬間も同様です。


相手にはそれぞれの受け取り方があります。


コミュニケーションの決定権は受け手にあるからです。その時は、コミュニケーションにミスマッチが起こっていなかったかを考える必要があります。


また自分の価値観に照らし合わせてみて、子供(相手)に躾や教育として教える(伝える)べきなのかを考える時間を持つと、いきなり怒ってしまって関係が気まずくなることも減ります。


怒ることは人の代表的な4つの感情「怒り」「悲しみ」「怖れ」「喜び)のうちの一つなので、その感情を感じることはとても大切なことです。


でもむやみに怒ってしまうと人間関係がうまくいきません。


TAを学ぶと「怒りに向き合い、コントロールすることができるようになる」と、私は考えています。


リフレクションシートを見直してみると、ハッピーママの会に参加していただいた方々は、皆さん自分なりの答えを持って帰っていただけたようです。


一緒に楽しくTAを学びましょう。 

   


With JOY Sugimoto Saki




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